春の足音
ど~も~
いつもの事ですが
毎週末の野営は
行きつけの牛野ダムが入れないので
近頃、お気に入り場所へ
地球上のどこかであります
しかし、この渓流沿いの野営地ですが
今回も貸切であります
なぜか??それは・・・
トイレと炊事場が使えないのでした
さて、いつものごとく設営を済ませたら
薪を調達すべく
目の前の伐採された山へ向かいます
使えそうな枝を集めていると
足元にふきのとうが顔を出していた
途中の道の駅で1パック250円で
販売されていたのですが
小さくそして香が少なかった
露地ものはまだ早いだろうと
手ぶらで行ったもので
ダッシュで戻りナイフとコンビニ袋持って
戻るとあるは、あるは・・・・
あっと言う間に袋満杯
薪も手入れたことだし
コーヒーでもと思ったが
予想より気温が高く喉が乾いた
それでは持参したブドウの発酵ジュースでもいただきますか(笑
ブドウジュースを水のように呑み干し
あっという間に空きそうな予感・・・・
まだ時間は早いので
焚火に着火して
WILD1オリジナルキャンドルランタンにも着火
これまた、お気に入りのお好み焼きを温め
こいつを肴に千代香で芋焼酎をいただきます
暗闇の中、聞こえるのは渓流の流れる音と焚火の爆ぜる音だけ
そんな中、携帯でいつもの暗い音楽を聴く
今日はゲド戦記から 手嶌葵 「テルーの唄」♬
芋焼酎も空いたところで
だいぶ冷えてきたからテントに籠ろう
確か-2℃と記憶していたが
渓流沿いだからか冷えるな
テント内はストーブが暖かく
中を整理しながら服を脱ぐ
パンツ1丁でダウンのシュラフに入ると
身震いするほど冷えるが、すぐ暖かくなって寝てしまった
午前3時頃に1度目覚めると
ベットから足が出て冷えていた
どうやら寒くてもぐり込んではみ出たらしい
こうなると再度寝るのは難しいので
ストーブに点火して
お茶でも飲んでから、また寝よう
十分にテント内が暖かくなってから
持参した水を沸かそうと思ったら
水は半分凍ってヤカンにうまく入らない
いったい何度なんだ??
携帯で見ると-6度
いくらイスカの900SLでも地面に足着けちゃ
冷えるよな・・・(爆
湯が沸いたところで
紅茶を入れ「ふーふー」しながらゆっくりと飲み
再び寝ます
次に目覚めたのは7時でした
辺りはすっかり明るくなっており
服を着て外に出ると
焚火は綺麗に灰になっていた
先ずはコーヒーだなと
豆を挽きながら湯を沸かす
昔、無くさないようにオレンジ色のヤカンを買ったら
現在は入手不能ならしく
高額取引だと友人から聞いた
オイルランタンも小さいのがいいと思い
友人に聞きながらWINGED WHEEL No.350 を買ったら
貰ったり買ったりして赤と黒揃って使っているが
これまた現在は入手不能らしく
高額取引となっているらしい
このWILD1オリジナルキャンドルランタンも
無料でいただいたのだが
現在は高額で取引されている
キャンプを始めて25年??30年??
使い続けている間に
勝手にブームが来て
薄汚れた道具たちが高額だと言われても
なんかピンときません
コーヒーを飲みながらこんな事を考えていると
腹が減ったので毎度の銀鍋うどんを作ります
出来たうどんを啜りながら
俺が死んだら愚息達は
キャンプの幕や道具類を売り払い
いや、捨てるのだろうなぁ・・・・
食べたところで撤収しましょうか
汚れたものは渓流の水を汲み
流し場で洗って乾かした
今回もいい幕営だった
誰にも会わず 話し声1つしない
素晴らしい野営地であった
最後に前回の焚火跡を残した炊き逃げ犯に贈る
ではでは、またどこかで~
ふきのとうは神さんが
ふき味噌に作って、美味しくいただきました
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