野暮れ山暮れ

美しい夕陽を眺めた飛びのくずれを午前９時過ぎに出発し

海沿いの国道７号線から離れ105号線を走り大仙市へ

更に田沢湖から盛岡市へと入る



今回の遠足は久しぶりの幕営だけに

今、行きたい、張ってみたい処へと向かうのだ

今日の宿泊地は白樺林の美しい「岩洞湖ピクニック広場」に張る予定

オイル交換と点検を受けた愛車のクッパ号は

今日も快調に走る



途中でコンビニの朝食を済ませ

盛岡市内に入ってから食材やビールのようなもの

そしてロックアイスを購入したところで

昼食を食べていないことに気が付いて

気がついたら妙に腹が減る

う～ん、困ったぞ～　　この辺りで食べるところは・・・・

あった、かっぱ寿司

岩手まで来てかっぱ寿司とは・・・・

しかし、背に腹は替えられないので店内へと入る

さすがに2時近くは人が少ない

カウンターに座り　回ってきたお寿司を適当に口に放り込む

7皿も食べるとお腹は満たされた　ゆっくりとお茶を飲み会計を済ませ

再びクッパ号を走らせる・・・・が今度はクッパ号が腹減ったと催促するので

ガソリンを補給して

やっっとこさ岩洞湖家族旅行村入口に着いた


相変わらず天気はいい

しかし、途中から見えるキャンプサイトには既に設営しているファミの姿

連休だけに人出をきにしていたが

まぁ、ピクニック広場は大丈夫でしょう

管理棟で受付をするためクッパ号を止め

中に入ると愛想のない爺さんが「キャンプが？」と聞いてくる

こりゃあ岩洞湖だけに頑固爺だな・・・と笑みがこぼれる

「ピクニック広場に泊まりたいのですが・・・」と言うと

管理人さんは「受付用紙に記入して！」と言うので記入する

「今日は人が多いから、いい場所選んだ方がいいぞ」と言う管理人さんの声を

聞いて急がねばと思った


着いたピクニック広場は家族連れでいっぱいだった

それでもトイレ棟の後ろに空きを見つけ

荷物を運ぶ

毎度お馴染みのパンダは設営が簡単で助かる

近くに東屋では大学生のグループがＢＢＱ中で

女子大生たちの笑い声が響いている

コンクリートのかまどが近くにあり

周りに人もいない白樺林に囲まれた素晴らしいポイントに設営できた




散策しながらトイレや水場などを見て回り

最後に無料で燃やせる薪をいただき戻った


暗くなる前にオイルランタンを吊るして

喉が渇いたので冷たいうちに呑みましょうか

最初にビールのようなものを2本空け

その後、日本酒をいただきま～す



焼酎れんとに切り替えるころには

すっかり静かになりました

携帯で音楽を聴きながら

かまどで火を燃やし　焼酎をロックで呑んでいると

周りは寝静まったのか？？　声も聞こえない静かな夜

時折風が吹いて枝を鳴らす

酔いが回ってきたのところで今夜はお開きにするか

22時過ぎまで呑んだところで　おやすみ～









翌朝、子供の声が聞こえたところで目覚める

若干の二日酔いである

2度寝をしようとがんばったが子供の声が賑やかになり

仕方なく起きた

テントを開け外に出ると見事な白樺林が目の前に広がっている



熱い紅茶で二日酔いの頭を目覚めさせ

歯をみがき、顔を洗う

携帯には職場の後輩がキャンプに来るらしい

さて、どこで待ち合わせしようか？？

後輩は「とことん山」に行くらしい・・・・・

「自由にすればいい。気をつかわないでください」とメールして

撤収を始める

遠足もあと1泊で終わる　今日はどこにいこうか？？

荷物を纏め、全て運んで終了



管理棟によって挨拶をしようとしたが

管理人さんの姿は見えず

名残り惜しいが岩洞湖を後にする




次回は大人の遠足最終回

白樺林が美しかった岩洞湖を胸に、次回につづけよう